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理美容ハサミ(シザー)を研ぎ~研磨に出す時に知っておいていただきたいこと

  • 2021.04.21

理美容師の最も大切な仕事道具の理美容ハサミ(シザー)
カットの腕前も左右すると言われています。

自分の手に馴染んだ愛着のある理美容ハサミ(シザー)を長く使うためには、何より日頃からのお手入れが大切です。

大切にお手入れをすることによって、長く良い切れ味が続きます。
良い切れ味を保つためには、プロにお願いする「研ぎ」があります。
今回は「研ぎ」についてご紹介します。

ハサミ(シザー)メーカーと研ぎ屋さんの違いについて

切れ味が悪くなった場合や、使用感が気になり、理美容ハサミ(シザー)を研いでもらうのに、

「ハサミ(シザー)メーカー」と「研ぎ屋さん」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?

 

【ハサミ(シザー)メーカー】

・メーカーに送るので時間がかかる場合もある

・ハサミ(シザー)の事をしっかり理解しているので安心感がある

・新品の切れ味に戻すことができる

 

【研ぎ屋さん】

・出張対応や、支店がある場合もあるので便利

・当日仕上げなど対応してくれる

・研ぎ屋さんによって技術に差があるので、口コミなど確認して信頼できるところなのか情報を収集する必要がある

 

理美容ハサミ(シザー)は、一度研ぐと元には戻せません。

 

研ぎ屋さんによっては、値段が安いところもありますが、安いのには理由がある場合があります。

例えば、

・大量に請け負っているため細かい仕上がりの対応ができない

・希望を聞いてもらえない、研いでもらった時は良いが切れ味が長持ちしないなど

 

理美容ハサミ(シザー)は理美容師さんにとっては、とても大事な仕事道具です。

必ず「値段」や「便利さ」ではなく、「仕上がり」で研ぐ先を選んでください。

研ぎ屋さんに出す時には、しっかり情報収集してから信頼ができるところにお願いしましょう。

メーカーで研ぐメリット

各メーカーは、長年にわたる研究を重ね、オリジナルの製造技術をもっています。

研ぎや研磨に関しても、砥石の選定から刃の付け方など、各メーカーこだわりの道具や技術があります。

 

研ぎ屋さんでは、なかなかこのような道具や技術がないので、新品と同様の切れ味にすることは難しいだけではなく間違った研ぎ方をして大切な理美容ハサミ(シザー)の寿命を極端に短くしてしまう場合もあるのです。

 

各メーカーはプロとしての十分な知識と経験をもって、理美容師さんのことを想い、1丁1丁それぞれの状態に合わせて、大切な理美容ハサミを研いでいます。

 

切れ味の悪い理美容ハサミ(シザー)は、仕上がりが悪いだけでなく、枝毛がでやすく、お客様の髪の毛を痛めてしまいます。

それだけでなく、カットの効率が悪いため疲れやすいので、理美容師さんの手首を痛めることもあります。

切れ味の良い理美容ハサミは、手に負担もかけることもなく、お客様の髪の毛を痛めることもありません。

 

「研ぎ」は、値段や便利さではなく、必ず「仕上がり」で選んでください。

一度、研いでしまった理美容ハサミ(シザー)は元には戻りません。

理美容ハサミ(シザー)は、適切な研ぎをすることによってその後の状態が大きく変わります。

どんなに良い理美容ハサミ(シザー)でも、切れ味は少しずつ悪くなっていきます。

その理美容ハサミ(シザー)にとって適切な研ぎをすることで、新品同様の切れ味が蘇り、長くご使用頂けるのです。

 

大切な仕事道具を末永くお使いいただくためには、適切な研ぎを定期的にすることが必要です。

 

理美容ハサミ(シザー)の研ぎは精密な調整を必要とするので、理美容ハサミ(シザー)のことを熟知している、理美容ハサミのプロである信頼のできるメーカーに出すことをおすすめします。

 
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